プロフィール
北郷 梓
ピアニスト
大阪府出身。桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業後、タイに渡り、マヒドン大学でピアノ、室内楽などの教鞭をとる。モンタナ州立大学の教育学部で修士を取得後 ニュージャージー州立ラドガーズ大学音楽学部にてピアノ演奏博士号を取得した際、ディーンジョン ベッテンベンダー賞(ベストアーティスト賞)を受賞 。
コンサートソリストとしては、ニューヨーク ロングアイランド大学吹奏楽団に招かれ ストラヴィンスキーの「ピアノと管楽器のための協奏曲」とガーシュインの「ラプソディー イン ブルー」を演奏し成功を収めた。
また大阪シンフォニカ、西宮交響楽団、タイのマヒドン大学吹奏楽団やシンガポールMus’Art吹奏楽団、モンタナ州立大学交響楽団など、日本、東南アジア、アメリカの数々のオーケストラとピアノコンチェルトを共演。モンタナPBSのエミー賞を受賞した人気テレビ番組「エリックファンクと11th&Grant」に招かれ、スクリャービン、ショパン、ヒナステラなどを演奏し、好評を得る。
ソリストとしてだけでなく、室内楽奏者/ピアノ伴奏者としても活発に活動し、タイ国際サクスフォンコンフェレンスにピアノ伴奏者として招待され、オランダのサクスフォニストのアーノ ボーンキャンプ氏など著名なサクソフォン奏者と共演する。またタイのスペイン大使館による後援でヴァイオリニスト アレキサンドラ カッペロ氏とCDデビュー、タイ各地でCDリリースツアーを行った。その他、ブタペスト交響楽団のコンサートマスター ウイルモス オラ氏、グラミー賞受賞のカサット弦楽四重奏、ニューヨークフィルハーモニー交響楽団の首席チューバ奏者アラン ベアー氏など数々の著名演奏家と共演し、好評を得ている。近年はアントリオの一員としても活動し、ケンタッキー州オーウェンスボロ交響楽団、ワシントン州スポーケン交響楽団とマークオカーナーのトリプルコンチェルトを演奏する他 アラスカ、ニューヨーク、ペンシルバニアなどで トリオリサイタルを行う。
音楽教育者としても積極的に活動し、第7回大阪国際音楽コンクール バンコク予選の審査員をはじめ ジャカルタ、ハノイ、ケンタッキー、ニュージャージー等で マスタークラス、審査員を行う。現在はラトガーズ大学で伴奏者として、また同大学Extension Divisionでピアノ講師として後進の育成に努める。